タイトルの通り、株式会社ホロラボに入社して1年が経ちました。 体感としては、まさにあっという間という1年間でした。 単に時間が早く過ぎると感じるお年頃というより、これまでに比べて新しいことがより多く充実していたからだと思います。

やっていること

建設業向け受託開発

入社してからずっと建設会社をお客様とした受託開発をしています。 建設業ではBIM(Building Information Modeling)を導入、活用していくことでこれまでの建設業務を効率化したり、新しいことへの取り組みができるようになると期待されています。 BIMとは、建物の情報、設計だけでなく、施工や設備を3次元モデルと一緒に取り扱うものを指します。 設計ソフトウェアを開発する様々な企業が、さまざまなBIMを出しているような状況です。 ですが、まだそれらを活用できているところは僅かであり、各建設会社が非常に苦戦している状況のようです。 そこに、ホロラボとして、ソフトウェア開発が得意な立場という外野として入っていき、困りごとを伺いながらやってきたのがこの1年間でした1

弊社では年に1度に、これまでのお客様との取り組みを社外に発表していく場としてHololab Conferenceというイベントを開催しています。 今年は、チームとしてこれまでの取り組みを2つ発表することができました。スライドや動画があるのでご興味ある方はぜひご覧ください。

この1年では、以下のことが技術的に新しく取り組めました。

  • Power BI
  • Autodesk Platform Services
  • Revit
  • Azure Container Instance
  • OpenAI
  • LangChain

BIMから3次元モデルを消してみたら、意外に便利でした

3DモデルとPower BIの悪魔合体 「建物みえるくん」をつくってみた!

そのほか

社内で利用しているクラウドサービスのアカウント管理などの整備をしよう、という取り組みに入り込んでいます。 従業員数が少なかったので、スピーディーに動けていた反面、アカウントや権限がどのように何を発行されていたのかが不明でありました。 また、これまで、特定の人が広い権限を持っていたことで運用がなされていました。 現状、社長とか長くいる一部の社員にお願いする状態です。 従業員数が増えてくると負荷が集中するので、スピードを保つために仕組みでスケールさせられるようにということで、運用を整備していこうという取り組みに加わっています。

これからやっていくこと、いきたいこと

入社してからのこの1年は、それ以前にやってきたウェブアプリケーション開発・運用や新規サービス立ち上げの経験を活かして、それまでの会社内で足りていなかった部分を補うような形でなんとかなってきたのかという感じがしています。 なので、これからは会社が得意としているところも自分たちが手を広げていけるようにしていきたいですね。具体的に書くと、3次元モデルに関する技術だったり、Meta QuestやVision ProなどのHMDを利用したVR、ARまわりにも手を伸ばしていきたいです。 ちょうどこれからの仕事で、それらに絡んでいけそうなものがあり、そのあたりに踏み込めそうなので楽しみです。 どうも自分は「この技術を使うかもしれないので予め勉強しておきましょう」というのが苦手なようで、実務などでその技術で解決できそうな課題が見えていないと学習が捗らないようです2

  1. かなり雑なまとめ 

  2. 良いことでもあるような、わるいことでもあるような。