ベタープログラマーの読書会に参加してきました。 まったく知らない読書会に参加したのも、今回の形式の読書会に参加するのも初めてだったので、とても楽しかった。
参加した動機
かなり前に、この本の訳者でもあり今回の主催者でもある柴田さんのプログラマとしての人生についての本を読んだことがあった。
あまり内容は覚えていないのだけれど(すみません)、とても共感できる内容だったことは記憶している。 ベタープログラマーもその後に一度パラパラっと眺めたことはあって、達人プログラマーのように気になったところから何度も読み返せる本だと思った。 この本と柴田さんについてもとても興味があった。 また、これからもプログラマーとして生きていきたいと考えていて、今年はよりプログラマーらしい活動をしていこうと年初に決めていた。
という状況で、たまたまこの読書会の案内を見つけたので、今回参加しました。
参加者層
参加する前はかなりキャリアを積んでいる人たちが多く参加するのだろうと勝手に予想していた。 そういう方もいらっしゃったが、様々なバックグラウンドの人達が参加していた。
働いている業界や普段書いている言語だけでなく、キャリア年数も3ヶ月から数十年だったり、女性の方もいらっしゃっていた。 柴田さんと一緒に働いたことがあるという人もいた。 失礼な話かもしれないが、年齢的に見たら孫とも言えるような年齢差がある人と現役のプログラマーとして働いているというのは驚いた。
なんというか、これだけの色々な人が同じ本で学びたいと思うことがとても面白く感じた。
進め方
はじめから順番に1人1ページぐらいで区切りの良いところまで音読する輪読型。 ページや段落の区切りで、気になったところがあれば、そこで議論をする。 各章には、「質問」という節が設けられており、そこに書いてある問いに参加者で議論していく形式をとった。
感想
今回は以下の4章を読み進めていった。
- コードを気にかける
- 見かけの良い状態を気にかける
- 少ないコードを書く
- 取り除くことでコードを改善する
今回読んだ範囲は、普段コードを書いているときに何気なく気にしていることがほとんどで特別新しい知識を得られるものではなかったかもしれない。 けれど、それらを共感できる人たちとそれぞれの経験について話あえたことはとても重要だと感じた。
1人で読み進めていると、この本にあるような章末の「質問」のようなものを読み飛ばしてしまっていたと思う。 今回、それを1人ではなく複数人でやったことは、とても面白い体験だった。 先にも書いたように、参加者が多様なバックグラウンドを持っているので、いろんな話を聞くことができた。 この本の「質問」で問われていることは、あえてなのか問題の背景があやふやになっている。 それのおかげで、参加者同士でどういったそれぞれの背景を想定しての回答なのかを話し合うチャンスが手に入った気がしている。
次回
次回は3/20を予定しているそうです。 この本は、はじめから読んでいくタイプの本ではなく、各章はほぼ独立しているので、読んでない人も次回から参加できると思います。 もし興味がある方は、下記から登録を。