先日、5月11日に受験したG検定に合格しました。 ここでは、なぜ取得しようと思ったのか、どのように勉強したのか、合格した感想などを書いていきます。
G検定とは
一般社団法人日本ディープラーニング協会が主催する、ディープラーニングの基礎知識を問う資格試験です。 JDLAの公式サイトによれば、以下のような目的があります。
ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する。
なぜ取得しようと思ったのか
昨年1年はLLMを用いたアプリケーションの開発を行っていたこともあり、その基礎であるAIやディープラーニングについてちゃんと学んでおこうと思ったのがきっかけです。 生成AI以前に、AIやディープラーニング自体の基礎的な知識が自分は疎いと感じていました。 具体的には、基礎的な部分の知識を得たいと思っていました。
- それがどのような仕組みなのか
- 他のディープラーニングなどとの違いや歴史的な経緯
- そして活用方法としてどのようなものがあるのかや評価方法
基礎的な用語が学べる方法を探していくうちに、ちょうどG検定があることを知りました。 普段は資格試験についてはあまり興味がないのですが、公式サイトに書いてある学習の範囲が目的として良さそうと感じたので受けてみることにしました。
どのように勉強したか
公式の参考書はたくさん出版されていたので、それらの中で当時最新だったものを購入しました。
この本は、試験範囲を網羅しているだけでなく、章末の確認問題や模擬試験もついているので、これだけでも十分に勉強することができます。 これとは別に私は別途Udemyで以下の模擬試験を購入しました。
感想
試験自体は、模擬試験にあるように、基礎的な用語の理解を求められれるものでした。 設問の選択肢は、似たような用語が並んでいるよりも、明らかに違うものが並んでいる中に正解があるものが多かった印象があります。 ですので、試験時間を考えると1問あたり1分も無いのですが、それでも十分な時間と感じました。
それでも、先に取得したい理由に書いた知りたかったことについてはいくらか理解することができたので有意義であったと思っています。
実装に関する試験ではないので、取得したことで業務上でなにか大きく変わることはありません。 ですが、ニュース記事を読んだりAIを使ったサービスを利用するときに、仕組みを予測することができるようになったり、そのサービスの仕組みを理解することができるようになったのは良かったと思います1。
次は、実装できるようになるための勉強をしていくためディープラーニングE資格を取得することを目指していきたいと思います。
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ただし、実際に予測が合っているかどうかは別問題ではありますが。 ↩