2014年から参加しているので、もう年初の慣習と化している気がする。 でも、今年は一般参加者として参加する初めてのRSGT2020でした。 2014年はパネリスト、2015年から当日スタッフ、2018年が実行委員、2019年で再度当日スタッフ。 まだやってないのはキーノートくらいか。
セッションの内容とか、冬の寒さをふっとばすような熱いレポートはTwitterからザクザク出てくるので、そちらを探してください。
初日のキーノートは、真面目に前の方の席で参加してみた。 相変わらずのコープ節というか、エンターテイメントというか、表現力が豊かというか 同通レシーバーの使い方や自分の利き耳がどちらなのかわからずにあたふたしてしまった。 結局、目の前に本人がいるのだから、英語で聞くことにした。 しかし、英語がわからないのか、自分の経験が浅いのかわからないが、しっくりとこなかった。 というのは、もうここ数年はスクラムをやってないからなのかな、と思った。 あー、僕は初心者なんだな、と。 色々セッションを聞いてまわった。色々考えさせられる話ばかりだったのだけど、まだいまいち整理できていない。 もう少し何度かスライドを見返したり、何か自分でやってみたらまた何かわかるようになるのかもしれないのかなぁ。
他の参加者の人たちを見てみた。 どのセッションも座席が前の方から埋まっていた。 自分もなるべく前の方に席を取るようにした。 運良く席を取れることが多かったが、後ろをみると立ち見ができたりするセッションもあったりして驚いた。 なんて意欲だろう。 ネットワーキングパーティでは、色々話をしたい人たちと話ができた。 今何をやっていて、何に困っていて、どうしようしているとか。 こんなことを言ったら失礼かもしれないが、かっこいいことをしている話ではなかった。 だけれど、何か目指してるものがあって、それを楽しそうに話をしていた。 今、自分は何をしようとしていたんだっけか。 そういうことを帰り道でぼんやりと考えていた。 何も思いつかなかったのか、それとも遅くまで飲んでいたせいなのか、その答えは覚えていない。 そうだ、それと、ここで初めて会った人もいた。 普段Twitterでは見かけていた人が会いに来てくれて、なんとも言えない照れくさいものがあった。 「会えて嬉しかったです」と言われて嬉しく思うのは何なのだろうか。 あと今年やってみたかったことが1つあって、それは「毎日終わったあとに流れに任せて誰かと飲みに行く」ことだった。 スタッフだと疲れて帰りたくなってしまうし*1、これまでの懐事情という個人的な理由もあってなかなかいけなかった。 札幌の人だったり、大阪の人だったり、いろんな人と話ができた。 ただお名前伺ってない人が何人かいて、もったいないことしてしまった。 セッションで色々聞いて思ったことを吐き出す場所がほしいのだろうし、スピーカーとか界隈のあの人と話したいというのがあるのだろうな。
OSTでは、自分も1つだけセッションを持ってみた。 どんな人が来ていて、どんな話ができるのか楽しみだった。 プロポーザルは出していて、ちょこっとはLikeを貰っていたので、何か一緒に話ができる人がいるかもしれない。 でも、スクラムとはほとんど関係ないテーマだったので、誰も来ない覚悟もあった。 周りでいくつかのグループがわいわいとディスカッションが始まる中、そのとき、1つのテーブルを自分だけ一人占めしていた。 そこに、@Akapon2010 さんが来てくれた。 ソースコードの読み方とかについてのお悩みに自分なりに答えていて、色々と眼の前でメモを書き起こしてくれた。
脇で @tnagasawa さんが相槌打ってくれたのもとても嬉しかった。 沢山の人に来てもらったらそれはそれで嬉しかったのだろうけど、自分の想いに共感してくれる人や喜んでもらえる人が一人でもいたら、それは 普段自分がやってることを言語に出来た感じもあって、自分としてもありがたい時間だった。 @Akapon2010 さん、ありがとうございました。
もっとギャザりたいからアジャイルラジオの公開収録があると聞いて、参加してみた。
ほんとみんな楽しそうにしてるなぁ。 そして、となりでプロポーザルのネタだししてるきょんおよの声がデカい。 どんだけ楽しそうにしてるんだよ。最高か。
1日目から廊下でとあるスタッフに会う度に「前説お願い」というのをずっと言われ続けていた。 仮にもし本当にやるハメになったらと思って、ネタの準備をしていた二日目の晩。 三日目の朝に、秋葉原のオフィスに置いてある自前の法被を取ってから御茶ノ水に向かっていた。 クロージングキーノートの高橋さんのことは少しは知っていたけど、今回のキーノートの概要を読んで、過去のRSGTのウェブサイトとか見て、今年の3日間のことを思い出してみた。 今、この楽しい空間があることがとても奇跡なんじゃないかって思えた。 何がこの空間を作っているのかはわからない。けれど、その一回目を支えてくれた高橋さんに最大のお礼を表現したい、と参加者として思った。 僕はただつまらない話をしているのに笑ってくれたし、お願いしたとおりに良い拍手をしてくれる参加者がとても素敵だった。
高橋さんの話はとてもエモかった。
69 / ONE OK ROCK 2017 Ambitions Japan Tour in SAITAMA SUPER ARENA
あー、僕が生きているうちにやり遂げたいこと、遂げられなくてもやりたいことって何だろう。 人生じゃなくてもいい、この一年だけでもやっていきたいことってなんだろうか。 そうしたら、来年にはプロポーザル書けるかな。 そしたら、OSTで嬉しいと思えたものがもっと嬉しいと思えるようになるかな。 クロージングノートあとの拍手は良い音だった*2。 後ろから見ていて、良い風景だったなぁ。
帰り道で思った。 来年はもっと話をしたい。 何を頑張るかは決まってないけど、この1年を頑張ろう。 そしたら、同じように頑張ってる人たちに来年また会える。 それはきっと楽しいだろうな。