毎年恒例のスクラムの年に一度のカンファレンスであるRegional Scrum Gathering Tokyo 2023に今年もボランティアスタッフとして参加してきました。

昨年末ころからコロナの感染者数が増加傾向にあり会期中はどうなることかと思いましたが、体調不良の方が出ることもなく、多くの方々に楽しんでいただけたようでホッとしました。

1日めに受付を済ませた数が380を超えており、昨年と比べてほぼ2倍の来場者数でした。 久しぶりに廊下にセッションの入場待機列ができたり、立ち見ができるセッションがいくつかあったりと、コロナ禍以前にあったものがまた見られるようになりました。 その一方で、オンライン参加の方々も多かったように思います。 東京から遠方の方々もそうですし、感染状況を鑑みてオンラインに切り替えた方々もいたのではないでしょうか。 登壇者の方々にも、当日が近づくにつれてオンライン参加に切り替える方々もいました。 また、今年よく聞いた話は、オンラインとオフラインの両方を活用した参加です。 業務都合のため会期中すべてオフラインでの参加が難しいので、仕事の合間にオンライン参加し、1日だけオフライン参加するなど、オンラインとオフラインを参加者ご自身の状況に合わせて組み合わせているようでした。 「オンラインとオフラインのいずれか」という選択肢ではない新しいカンファレンスの参加体験を見たように感じました。

特に印象に残っているのは、通常であればトラブルとしてクレームが来そうなことがトラブルとして報告されず、むしろ参加者の方々の手によってフォローしてもらった場面がいくつかあったことです。 例えば、自分が部屋付きを担当したセッションでスピーカーのマイクが入っていないということがありました。 このとき、会場にいた近くの方が私に「マイク入ってない」といったことをこっそり伝えてくれて対応することができました。 マイクが復旧したあとに彼はこちらに :+1: というリアクションをしてくれたのです。 DiscordやTwitterでこれに関してのクレームはありませんでした1。 これ以外にもこういった参加者によるフォローがいくつかありました。

毎年「スタッフは良いチーム」みたいなことが言われているし、そう感じるのですがこのカンファレンスの場で重要な役割である「参加者」含めてチームのように感じたのが今年でした。 自分の役割からはみ出した動き、それによって同じ場を良いものにしていこうという動きがとても良い雰囲気なRSGT2023でした。

セッションはほっとんど聞けてないので、これから動画が公開されていくのでそれを観ていくぞー

  1. 少なくとも自分は見つけられませんでした。