今年は自分の知識とか技術を形に残して示せるようにと、資格試験を取ってみようと目標を立てました。 その第一弾として、Microsoftが認定するAzure AI Fundamentalsという資格を取得しました。
どんな資格か
Microsoft Learn上の説明だと、
Azure AI Fundamentals 認定資格の受験者は、機械学習 (ML) および人工知能 (AI) の概念と関連する Microsoft Azure サービスの基礎知識を持っている必要があります。
この認定資格は、一般的な ML および AI ワークロードの知識と、それらを Azure に実装する方法を示す機会です。
この認定資格は、技術的背景と非技術的背景の両方を持つ候補者を対象としています。 データ サイエンスとソフトウェア エンジニアリングの経験は必要ありませんが、プログラミングに関する一般的な知識や経験があれば好ましいです。
Azure AI Fundamentals は、Azure Data Scientist Associate や Azure AI Engineer Associate などの他の Azure ロールベースの認定の準備に使用できますが、いずれの前提条件でもありません。
とあります。 実際に試験内容から感じたことを含めると、
- 機械学習、および人工知能でどんな問題を解決できそうなのかを知っているか
- そのような問題を解決する際にどのAzureのサービスが適しているのか選択できるか
- Microsoftがどのようなポリシーでこれら人工知能関連のサービスを提供しているか
といった知識を持っているかどうかを認定する試験、資格だと思います。 人工知能や機械学習を使ったソリューションをAzureで提供する際に何から始めたらいいのかがわかるようになれる、と思いました。
やったこと
Microsoft Learnで、AI-900に関連するコンテンツを一通り終わらせました。
Microsoft Certified: Azure AI Fundamentals - Certifications
Azureのサブスクリプションが必要ですが無料で作成できるので、Microsoftアカウントを作成すれば、無料で学習コンテンツを得ることができます。 コンテンツ自体は無料なのですが、実際のAzureのサービスを利用するので、その利用料は発生します。 といっても、数千円もしないのではないかと思います1。
一般的な機械学習や人工知能に関する知識は、ゼロから作るDeep Learningを読んでいたのでカバーできていたのだと思っています。 この本は実際に実装についても詳細に解説している本なのでこの試験範囲を超えている内容だと思います。 ですので、何かしら一般的な知識の本を事前に読んでおくと良いと思います。
次の目標
次は、Azureでアプリケーション開発ができるためにAzure Developer Associateの取得を目指してみようと思います。
Microsoft Certified: Azure Developer Associate - Certifications
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ちなみに私はAzure Machine Learning StudioでComputing Clusterを停止しわすれたことで、5,000円ほど支払いました ↩